ブランクがある再就職は、介護職でも非常にためらうものです。希望にあった求人を見つけたら、改めて履歴書を書き直してみましょう。以前使っていたものだと、ブランク前と後では変更点がありますし、志望動機の欄も変えた方がいいでしょう。ポイントを絞ってわかりやすく書く事、理由をはっきりと述べ前向きな姿勢を表す事が好感度につながります。
介護職は求人の中でも募集件数が多いですが、ブランクがある人を採用する場合、企業側へのメリットを求められる事もあります。資格保持者である事、ブランクはあるが、経験が豊富な事などです。それ以外は何故この企業に入りたいと思ったのか、自分が何ができるのかを明確にしておくのがいいでしょう。
例えば、ブランクの理由が出産や育児であればそのまま記入し、再就職をしたい理由をはっきりと述べるべきです。その上で「何故もう一度介護職につきたいと思ったのか」「何故ここで働きたいと思ったのか」などを記入します。採用担当者は、ブランク自体をみているのではなく、そこで何を得て、これからどうしたいのかを知りたいのです。就職したい理由に環境や待遇面がいい事をあげるより、面接先の利用者さんの特性や理念について触れる方が説得力が高まります。長期間のブランクがある方は、その間どのような事を学んできたか、それをどうやってこれからの仕事に活かすかなども書き添えるといいでしょう。一度介護職を離れたものの、また介護職に戻る場合は、その時に気付いた点や以前と考え方が変わった点を書くと理解されやすいです。